2011/9/3アルディア炎上をどう見るか?
アルディアでは君主が暴走して大変なことになってるらしい。しかも「大変なこと」になってるのは、「アルディア」ではなく「君主」のほうである。叩かれすぎて早くも表にでられなくなったらしい。twnkleがいなくなったのは、だいたい君主になってから一ヶ月ぐらいだったので、引きこもりの早さとしては新記録だろう。
――では、このもげらという君主とは一体どういう人物なのか?
1.「捨てキャラ」
まず彼は、無国籍、レベルは70、アルディアではかれこれ1年ぐらいやっていたらしい。あたりさわりのない公約を書いて、当選してから破るという方法をとったため、アルディア全体から嫌われ、クラーノも退国処分になっている。プロキシでの不正説なども一部では言われているが、これらのソースは掴めなかった。
2.「紅蓮虎」氏との関係
前君主「紅蓮虎」氏のサブという噂があるが、定かではない。スカイプで話した人もいるそうで、その方面からは別人とされている。ただ、大臣に「紅蓮虎」氏を任命し、彼以外の大臣とはさして交流がないそうなので、「紅蓮虎」氏に近い人物だろうと言われている。共有IDであるとも言われているが、それもよくわからない。立候補のさいに「紅蓮虎」氏からの推薦があるので、もし本当であれば規約違反である。
3.公約違反
現在のところ、私怨でポートガーメに1枚しか四つ葉を配布しなかった件で公約違反にあたるかどうかという点が議論されている。「各国配布」とは書いたが、数は書いてないのでセーフ、と本人は言っている。今アルディアでは、公約違反として運営にメールするよう呼びかけられている。
じつにありがちなパターンであるが、公約違反を問うには、やや弱いとも思う。
4.ヨウギクに固執
捨てキャラ化してからは、ヨウギクにも固執してるようだ。「ヨウギクの元君主に負けない発狂ぶりでいきます。」「かのヨウギクの哀れな民たちに天誅を!」などなど。ヨウギクからすれば、「・・・で?」といった感じだ。
↑面白さ★☆☆☆☆。
まとめ
「アルディア版ヤサカ」のようなものだろう。ヨウギクではこういうのはしょっちゅうなので耐性がある。しかしアルディアは平和ボケしているから、まんまとだまされてしまったのだと、ある人は言っていた。
しかし同時に、もげらはやり方としてはずいぶん下手だとも思う。意図的であるにせよないにせよ、このタイミングで炎上することに意味はない。
アルディアサーバーとしては、モメてるのはたいそう気の毒だが、この二ヶ月を無駄なものととるか、或いは、アルディアがまとまるためのプロセスとしてとるかで、ずいぶん違ってくるだろう。
例えば今回の件では、署名は匿名でやっては意味がないことに気が付いたり、陰謀説までもちだしては逆効果ということに気が付いたはずだ。つまり、「被害者」から「一文字隼人」氏のような掲示板戦士に至るまで、「頭」をつかわなくてはいけないということだ。
(なお本記事は、アルディアでのインタビューによる。殆どがアポなしの取材となったが、協力してくれた人々に感謝。)
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2011/8/30連続発議禁止令、公布さる
たまには仕様の話題。本日未明運営より以下のようなおふれがあった。
どういうことかというと、最近、アルディアあたりで流行っていた連続発議を禁止するということだ。
君主onlineは株主の発議によって国守を選出するしくみになっている。うろ覚えで申し訳ないが、国守任期終了の半年前から発議は可能であり、3%以上の株主であれば誰でも次期国守候補(あるいは代理人)として、株主総会にもちこめる。
しかし、この方法にはおもしろいハメ技がある。ここらへんは、フェルバーグの「sophie」氏がやってたSNNが詳しいが、ようするにペナルティを利用して、いつまでも連続発議をかけることができるのだ。ペナルティというのは、これまたうろ覚えで申し訳ないが、発議が通らず、かつ1週間がすぎないうちに再発議となった場合、再発議をかけた側が-1%のペナルティをうけねばならない、というものである。
発議期間中は官庁の修理ができないはずなので、ほっておくと3回ぐらいの発議失敗で国が崩壊する。しかしそれを防ぐためには-1%という代償を支払わなければならない。ようするに「早いとこオレらに国守代わらないと、お前らの大事な国が空き地になるぜ・・・?」という脅しがきいたのである。
じっさいに、他サーバーでは、そのいざこざで国が崩壊しかけたケースがいくつもある。今回の運営のおふれは、「開発に修正たのむのもめんどくせーから、とりあえずこっち(運営)が不適切だと判断したらアカBAN、株BANするからよろしく」ということだろう。
そんなことより先に君主の不信任やらをどうにかしてほしい気もするが、運営がこうやってユーザーに干渉してくることは、非常にめずらしいことなのだ。
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2011/8/28<白十字隊>というアイデンティティ②
「女禍」氏の反発は、麒麟官の「下」におかれた白虎官からの反発であったが、このことはすでにいくつかの問題をはらんでいる。例えば、ついわれわれは「下」になる白虎官のことばかりに気をとられがちなわけだが、「さらに下」になる羅眼隊はどうなのか。あるいは、「上」になる麒麟官はどうなのか。
もはや問題は、どっちが「上」とか「下」というだけではないような気がする。
しかし、いくらヨウギクオリティーでも、やる前から「失敗するんじゃないか」とか、そういううるさいことは言いたくない。そこでまずは、この今回のシステムについて考察しておく。
どうしてこういうシステムが出来上がったのか?
第一には、これまで白十字隊/羅眼隊が「アルバフィカ」氏の直属であったことによる。 つまり、じつのところ大臣―隊員という上下関係は必要とされていないのである。第二には、これまで大臣のほとんどがアルバフィカ派か、そういうことにはまったく気が付かないバカであったことによる。つまり大臣は「露払い」が基本、それぞれの独自性みたいなものはいらない、という考えがが先にありきなのである。
おおむねこの二点によって、今のシステムは説明されると思う。
↑アルバフィカ政権の見取り図。
また、もう少し言えば、もともと「アルバフィカ」氏によって、羅眼隊が「役立たず」と認識されていたことも、今回のシステムに関わっている。つまり、羅眼隊が「役立たず」であったために「製造」羅眼隊がつくられ、しかしそうなると次は、上司のくせに製造するわけででもない麒麟官が「役立たず」っぽくないはじめ、さらには、初心者支援が仕事のくせに製造するわけでもない白十字隊まで「役立たず」っぽくなってしまったというわけだ。
そこで今回のシステムは、白虎官を一番の「役立たず」にすることで、それ以外の部分に役をふりわけた形になる(これが「女禍」氏の怒りの正体である)。
↑ある意味では、「役立たず」のなすりつけあいとも言える。
このように見てゆくと、「アルバフィカ」氏の用意したシステムにも、ある程度の必然性を見出せるのではないだろうか。もっとも「アルバフィカ」氏が意図的であるかどうかはさておいて、である。
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2011/8/27<白十字隊>というアイデンティティ
君主「アルバフィカ」氏のにおいて、さっそく会場からは質問が相次いだ。その中でも、とくに「アルバフィカ」氏に食らいついたのは「女禍」氏である。
まず、どういう人物なのかを説明。
氏はこのヨウギクで白虎官を、もっとも長くつとめた人物である。また、白十字隊をもっとも組織化した人物とも言える。もしヨウギクの白十字隊が「自立性」という点から評価されることがあれば、それはおそらく氏の功績だろう。
もちろん氏にも、いくつかの問題はあると思うが、今はその場合ではない。
今は、ぽっと出ではないことがわかればそれでよろしい。
さて、すでに公開中のログを見ると、「女禍」氏の質問は、だいたい、麒麟官が白虎官よりも上に立ち、羅眼隊が白十字隊の仕事をするとなると、初心者支援がおろそかになるのではないか。という主張として、まとめられるかと思う。
しかしそれだけではイマイチわかりにくかった人のために、インタビューものせるなら以下。
(つづく)
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